視展（後期）

〔プロフィール〕​

それらは怪物であり､天使であり､機械であり、気象であるような何かです。子供の頃から持っている、超越的な存在への憧れが基礎にあります。それを見ると自分が人間であることを忘れてしまうような絵を描きたい。

誰かが勝手に流した映像が、
目にべったりと張りついているようだ。
無関心な凝視を続ける目。
不自由な目。
自分の目を、探している。

〔Twitte〕@henosiris
〔Pixiv〕http://pixiv.me/hakomushi

長崎県出身｡東京都在住｡ゲーム会社を経て現在フリーデザイナーとして活動中｡
憂鬱と眼帯をテーマに､美少年と萌え界を見守っている｡

〔Twitte〕@shimamakun
〔Pixiv〕http://www.pixiv.net/member.php?id=212126

〔プロフィール〕

1995年神奈川県横須賀市生まれ｡金沢美術工芸大学日本画専攻在学中｡風景画や人物画を中心に冷たさや寂しさ虚しさ嫉妬など､陰の美しさを日本画独特の画材で表現しています｡

五感の内の一つである視覚は人間が受け取る情報量の約87％を占めていると言われています。見えるものにしか頼れない僕は、人と話すときもその態度を見ながら話します。逆に言うと見えない物が怖いのです。
幽霊の類や態度には出ない裏の感情や暗い海の底など…今回視展に参加させて頂く事になり視について考えました。見えるからこそ美しいもの、見えないからこそ魅力的なもの…そのような事を制作の念頭に置いて、作品を仕上げていきたいです。

〔Twitte〕

@yasudajun1

〔プロフィール〕
2015年、趣味のイラストにボールペンを取り入れSNSを中心に活動を始める。今回が初出展。視展のテーマを受け、向けられる視線には感情が込められていると捉え、様々な線で愛憎喜悲などの感情を表現した。
点や線を使った目に見えない感情の表現・絵の中でのみ見えるモノの表現を目指し描いています｡現在関東を中心に活動中｡

私たちの感情は外からの刺激により、如何様にも変化します。
視線もまた刺激のひとつ。
視線には、期待や願望･ 嫌悪など、向ける相手への思いが込められていると考えています。
視線は人やモノを知る上で重要な｢気づき｣でもあります。
私はそれらを抽象化した線で表現しました。
目の表情や、人物の雰囲気からも感情を伝えられるように描いています。

〔Twitte〕@sybiorhythm

〔プロフィール〕

インスピレーション､無意識的に現れる線の運びを大切にしています｡偶発して出来る絵を好みます｡意味が分からないモチーフに惹かれると共に強く影響されています｡

『視る』って凄いものだと思います。昔どこかで仄聞したことですが、視線というのはそれだけで呪術として機能するそうです。怨念を込めて見つめると邪視という呪いになるそうで。またそういった視線の力を跳ね除けるために、眼をかたどったアクセサリーを身に着ける風習などもあったようですね。なんだか、視るって、シンプルなのに奥深くておっかないものだなと感じております。自分も視線の向け方には気をつけたいです。

〔プロフィール〕
茨城大学教育学部情報文化課程在学中。
アートとデザインのはざまを目指します。

〔グループ展〕
2015 「ぼんのう展」（ハーモニーホール / 茨城）
2014 「SHRUNE vol.9」（ハーモニーホール / 茨城）

〔公募展〕
2014 「第46回水戸市芸術祭美術展覧会」（水戸芸術館 / 茨城）

〔WEB-site〕
http://amatukami.jimdo.com/

〔twitter〕
https://twitter.com/Amenoichi