〔プロフィール〕
1997年 東京都生まれ
多摩美術大学大学院 美術研究科 修士課程 情報デザイン領域在籍
インターネットを通じた新しい消費活動の中に生み出されるイメー
〔賞歴〕
第26回学生CGコンテストアート部門 2作品ノミネート
2020年度多摩美術大学卒業制作優秀作品に選出
第25回学生CGコンテストアート部門 2作品ノミネート
〔掲載〕
美術手帖2021年2月号 ニューカマー・アーティスト100特集に掲載
〔展示〕
2021 「Skippp…p」(BankArtStation / 神奈川)
2021 「写真学校10校合同選抜展」(キヤノンオープンギャラ
2020 「エクメネ」(BLOCKHOUSE / 東京)
2019 「ボールプール」(多摩美術大学 / 東京)
2019 「ハードハードル、ハードリング」(アトリエタキグチ / 東京)
他
〔WEB-site〕
tatsuya-usui.com
〔Twitter〕
@u_zzz07
〔展示〕
2021年3月26日(金)~31日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「トランス・ペアレンタル・コントロール」
臼井達也、花形槙
スペースM
〔概要〕
臼井達也、花形槙による2人展「トランス・ペアレンタル・コントロール」を開催する。本展では、それぞれの作家が捉える現代における主体の不在性と、それに替わって存在する者とは何かを問う。
現代に普及するメディアは、我々の主体を透明にする。
臼井は、それを記録媒体やメディアの変遷によって形作られた、新しいシステムの中に生まれるイメージのなかに捉えた上で、そこに身体性を見出すことで作り出される写真やイメージを鑑賞者に提示する。
また、花形は、それを自由意志や責任への意識によって、矛盾にも我々が制御され、搾取されてしまうという事態に見出し、その反応として、彼は自らの身体を変性させ、新たに生まれ変わることで、「人間」からの逃避を試みる。
両者の作品は、主体を失った存在から浮かび上がる強烈な身体性を喚起する。そしてそれは、それそのものが放つ自己自律的なートランス・ペアレンタル・コントロールともいうべきー不確かな状況を呼び起こす。