〔演劇〕
2015年3月26日(土)~30日(水)
「凡人の言い訳」
小田尚稔の演劇
前売:¥1,800- / 当日:¥2,000-(全席自由席、日時指定)
※前半(3月26日、27日の回)割引の回は予約¥1,600-、当日¥1,800-でご覧になれます。
スペースO
〔概要〕
つぎは、プラトン(Plato:BC427-347)の『ソクラテスの弁明(Apologia Socratis)』をモチーフにして、作品をつくりたいと思っています。
『ソクラテスの弁明』は、ソクラテスの一人語り(モノローグ)の形式で著された作品です。
ですので、今回のこの作品はモノローグで構成しようと考えています。
相変わらず「よい」という抽象的な事柄について、付言すれば、「『よく生きる』とはどのようなことか」について、演劇作品の上演を通して深く考えたいなと思っております。
ただ、ほんと、ぼんやりとです。
タイトルの「凡人の言い訳」はソクラテスのように哲人でもなく、弁明のように高尚なものでもない、市井の人の言い訳程度という意からそうしました。
話は変わるのですが、私の祖父は自らの意思で亡くなりました。
ソクラテスも、最期、自ら毒杯を飲んで死を選ぶのですが、彼らは言い訳なんてしなかったように思います。
他方、私自身、言い訳ばかりの恥ずかしい半生で、現状、「よく生きる」ことと、随分かけ離れて生活しているようにも思います。
またそれとは別に、「よく生き」た人の最期は、本当に「よい」ものであったのでしょうか。
そんなことを最近は思ったりもしています。
こんな感じの文章を書いていると、なんだか、かたくて暗いお話になってしまうような気もするのですが、敬愛しているアキ・カウリスマキ(Aki Kaurismaki:1957-)監督に習って、作品を「観終わった人が少し幸せになれるように」という心持ちで文章を書いたり、上演が出来ればな、なんて思っております。
そんな私(凡人)の言い訳。
〔作・演出〕
小田尚稔
〔出演〕
山村麻由美
〔スタッフ〕
制作協力:土屋光、むらのほなみ
音楽:原田裕介
舞台美術協力:本橋龍
宣伝美術:中村みどり
協力:AMD、栗☆兎ズ、シバイエンジン
企画・制作:小田尚稔
〔スケジュール〕
2016年3月26日(土)~30日(水)
26日(土) 19:00
27日(日) 15:00 / 19:00
28日(月) 16:00 / 19:30
29日(火) 16:00 / 19:30
30日(水) 15:00
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前。
※飲食の持ち込みは自由です(ただし、上演中、音の出ないようにお願いします、、、)。
〔チケット〕
※2016年1月20日より下記URLよりチケット予約開始予定です。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=754c1d4473