〔演劇〕
2017年3月3日(金)~7日(火)
「蛇の足がき」
栗☆兎ズ
前売:¥2,200- / 当日:¥2,500- / 初日割:3日(金)19:30の回は¥200-引き(自撮り割引併用可) / 自撮り割:Twitterにて「栗☆兎ズ」という文字をいれた自撮り画像を添付して「#栗兎ズ」とツイートをして下さい。受付にてそのツイートの画面を提示して頂ければ¥400-引き。
スペース地下
〔概要〕
あなたが人知れず大事にしてきたもの。
後ろ指さされても拘ってきたこと。
全部無駄じゃないよって、抱きしめにいく。
バイト終わりに自転車でどこまででも。
演劇なんて、やるのも見るのも蛇足だ。
カフカの「変身」を読み直して、その結末に安心できた自分の変身について考えてみる。
「無駄に生きるか誰かの為に死ぬか、お前が決めろ。」
いつかのCMのランボーの台詞が頭の片隅にこびり付いてる。誰かの為に死ねるだろうか。
いっそ、蛇に足が生えた様なウンゲツィーファー(生け贄にできないほど汚れた動物或いは虫)になれたら良いのに。
今夜も僕は、無駄に生きてる。銀杏BOYZを聞いて、あの娘を考えながら。
足が無いのに、足掻き続けている。
【あらすじ】
半年近い準備期間の末、翌日に演劇の本番を迎える予定の座組みの面々。演目はカフカの「変身」を現代日本に置き換えたもの。それなりに色々経て、色々捨てて来た訳だが、一週間後には終わる。これといった成果は挙げられないのだろうと、何となく解ってる。程々に良い感想を貰えるけど、何日後かにはもう忘れられる。風に吹かれている。
主役を当てられた男は作品の最後に自作のラップを歌う演出になっているのだが、歌詞がどうしても書けずにいた。ブレイクスルーを得る為に意中の女性の家に行き告白をする。その女性には彼氏がいるのに。そのまま男は覆いかぶさろうとする、そしてある「変身」を遂げ、女性の部屋を出ることが出来なくなる。
翌日、主役の不在に座組みの面々は慌てるだろう。死にたくなってみたり、現実逃避してみたり。でもきっとそれは然程大変なことでもない。何もない、変わらない、永遠と流れ続ける日常の最中だ。
〔作・演出〕
栗☆兎(本橋龍)
〔出演〕
伊藤拓、オオヤヨシツグ、黒澤多生、善長まりも、本橋龍、山中美幸、渡邊まな実
〔チケット予約〕
以下URLでご予約頂けます。
https://www.quartet-online.net/ticket/hebi-agaki
または「氏名・日時・枚数・ご連絡先」を明記の上、kuritoz2137@gmail.com までご連絡ください。
〔タイムテーブル〕
2017年3月3日(金)~7日(火)
3日(金) 19:30 (初日割)
4日(土) 12:00 / 16:00 / 19:30
5日(日) 14:00 / 19:00
6日(月) 14:00 / 19:30
7日(火) 13:00
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前。
※上演時間は90分前後を予定しております。
〔スタッフ〕
絵:村井守(元銀杏BOYZ)
舞台監督:黒澤多生
音楽:オオヤヨシツグ
美術:本橋龍
衣装:猪又義雄
フライヤーデザイン:渡邊まな実
写真撮影:髙部景司
演出助手:加糖熱量、黒澤優美(劇団SHOW)
制作:むらのほなみ
企画・製作:栗☆兎ズ