2020/11/27-12/02

AB

〔展示〕

2020年11月27日(金)~12月2日(水)

12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊

「AB」

うしお鶏、米澤柊

スペースS​

『AB』(エービー)は、東京都アニメーション制作によるテレビアニメシリーズ、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群。タイトルは同人創作活動においてキャラクター同士の恋愛関係を表す「カップリング」(一般的に、恋愛の対象となる二人のキャラクターを「キャラクターA×キャラクターB」などと表す)の表記に由来するが、作品内にて主人公2人のそうした関係が明示されることはない。

〔概要〕
人間が「日向」と「日陰」に分かれて住む世界を舞台に、少女2人の日常を描く作品。舞台設定がややシリアスではあるものの、若い女の子たちのスローペースな会話を軸に話が進んでいくことから、いわゆる「空気系」作品の流れを汲む一例として挙げられることが多い。また、作品内では固有名詞がほとんど登場せず、多くのものは少女2人の語り口から「あれ」「これ」といった指示語で示される。

〔あらすじ〕
第五次アンリアル世界大戦が終戦した西暦2200年。バーチャル空間への嫌悪と実地至上主義の勃興により全ての人類はバーチャル空間の利用を禁止されると同時に、自らが住処とする土地の標高によって「日向」と「日陰」という2つの階級に分けられ、世界の全ての労働は「日陰」によって賄われていた。そんな中、「日陰」に住む主人公のイチとニはある日住処を変えずとも「日向」になれる条件を知ってしまう。それは、「日陰なのに何もしない」ということであった。

Date
  • 2020/11/27-12/02

Location
  • スペースS

Creator
  • USHIO Kei / うしお鶏

  • YONEZAWA Shuu / 米澤 柊

USHIO Kei / うしお鶏

〔プロフィール〕
多摩美術大学情報デザインコース メディア芸術コース在。
現実と切り分けられない、接続せざるを得ないようなキャラクターの在り方や作り方、 現実がフィクションのように見えてしまう瞬間について興味があります。
うしお鶏((うしおけい)という作家名で活動しています。

-過去参加展示-
2020 未来の学校祭
2020 脱皮キャンパス・エキシビジョン  東京ミッドタウン・デザインハブ
2020 3 年次有志展 「#404, Near, Nowhere, Newtopia」 ▶http://www.idd.tamabi.ac.jp/art/exhibit/404nnn/
2019 1COMITIA130
2019 メ芸の大歓迎 vol.4
2019 多摩美術大学オープンキャンパス
2018 多摩美術大学芸術祭展示「Round on Laundry on Land」

YONEZAWA Shuu / 米澤 柊

〔プロフィール〕
1999年東京生まれ。
アーティスト、アニメーター。
現在のデジタルアニメーションにおけるキャラクターの身体性と肉体の人間が持っている精神的身体性のつながり、またそれらアニメーションが生きる空間の空気を制作している。

〔展示〕
2020  うしお鶏との二人展「AB」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「ディスディスプレイ」(Calm & Punk Gallery / 東京)


〔作品〕
2021 「場所たちのいる場所」(「ATAMI ART GRANT」 / 熱海市街地)
2022 「名無しの肢体」(「OPEN SITE7」 / Tokyo arts and space本郷)
2022 「絶滅のアニマ」(「惑星ザムザ」 / 小高製本工業跡地)
2022 「劇場版:オバケのB′」(NTTインターコミュニケーション・センター)


〔アートワーク〕
MV「Nitecore - Heartbeat」(ディレクション=ファンタジスタ歌磨呂 / 共同制作)
MV 「会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。 feat.長谷川白紙」(東京スカパラダイスオーケストラ×長谷川白紙 / アニメーション作画)
「海の名前」(KAIRUIによるシングル「海の名前」)

〔WEB-site〕
shuyonezawa.com

〔Twitter〕
@mendakoanime

〔Instagram〕
@mendakoanime

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