2023/11/17-22

神と生きる漢たち

〔展示〕
2023年11月17日(金)~22日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
※オープニングパーティー / 18日(土)17:00〜19:30
「神と生きる漢たち」
shinji horimura
スペースO

〔概要〕
祭りや神事に体当たりで挑む、荒々しくも神々しい日本男児を独自のスタイルで表現してみました。

全国各地の奇祭を取材しながら雄臭い漢を描くというのが長年の夢でした。コロナが落ち着き中止されていた祭りも再開され始めたので、那智の火祭り(和歌山)や灘のけんか祭り(兵庫)など地元の関西圏をまわって題材の男たちをカメラに収め、その熱狂を脳裏に焼き付けました。

表現したいのは我々日本人が持つ土着的な力強さと神聖さ、そして静けさの中に垣間見られる凄まじい生命力。不思議だけどカッコよく、ほのかにエロスが漂うエスニックジャパンな世界を感じとっていただければ幸いです。

Date
  • 2023/11/17-22

Location
  • スペースO

Creator
  • shinji horimura

shinji horimura

〔プロフィール〕
大阪外国語大学外国語学部スワヒリ語学科
Fashion Institute Of Technology ディスプレイ学科

大阪市出身、男性人物画のアーティスト。
日本が大嫌いで25歳の時に単身ニューヨークへ。
ディスプレイデザイナーとして働きながら独学でアートを始める。
元々東南アジアや中南米、アフリカなどのエスニック文化が大好きで、それらに強く影響されたカラフルな絵を描いていたが、11年間の海外暮らしを終えて帰国すると、他の国とは全く違う不思議で独特な「エスニックな日本」の虜に。 同時に慣れ親しんだ画用紙と油性色鉛筆を捨てて、和紙と墨、水干(すいひ)絵具などの日本画材に変える。
祭りや神事に全身全霊で取り組む無骨な漢たちを、木版画やステンシル、コラージュを組み合わせた独特のスタイルで表現している。

〔STATEMENT〕
アイデアのネタとして軽い気持ちで始めた和太鼓にハマってしまい、ここ5年ほど肝心のアート以上に情熱を注いできました。
全身筋肉痛で手はマメだらけになりながらもシンプルな打楽器の虜になってしまう理由は、火事場のクソ力のような言葉で表現できないパワーがどこからか湧いてきて、生きていることを強烈に実感するからです。
まさにこの「生きる力」が製作において最も大切にしているテーマであり、時に荒々しく時に情熱的な無尽蔵のエネルギーが、僕たちにも備わっていることを表現したいのです。
人は何かに本気で取り組み全身全霊を捧げた時に、本来持っている秘めた力を発揮するのかも知れません。それは、今この瞬間を思いっきり生きているという実感と共に生命力が爆上げされるからではないかと考えてます。


〔個展〕
2020 「エスニックジャパン」(ギャラリー1616)
2021 「エスニックジャパンvol.2」(ギャラリー1616 / 大阪)
2023 「エスニックジャパンvol.3」(ギャラリー1616 / 大阪)

〔グループ展〕
2018 「The Male Figure 8」(クンストベハンドブルグ / ドイツ)
2020 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2021 「MALE ART 2021 男のフェチズム展」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2022 「MALE ART 2022 男のフェチズム展2」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2024 「創造のイノベーション」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)

〔WEB-site〕
https://www.truepath33.com

〔Instagram〕
@33truepath

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