2024/08/30-09/11

MASURAO GIGA -益荒男戯画展-

〔展示〕
2024年8月30日(金)~9月11日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「MASURAO GIGA -益荒男戯画展-」
TORAJIRO、成瀬ノンノウ、shinji horimura、亀井徹、六原龍、SIN5
入場無料
スペースM、S、E、O

〔概要〕

男性を描くアーティスト6人の展示です。

「益荒男」は、「勇気のある強い男」のような意味ですが、
展示参加のアーティストたちは、強い男性を描くだけではなく、
それぞれのもつイメージで、様々な表現方法で描いています。

「戯画」は、戯れ(遊び)で描かれた絵のような意味があります。
今回の展示では遊びを「楽しんで」と解釈しました。

日本を意識した美しい和の響きを残しつつも、
メインタイトルを漢字ではなく、アルファベット表記「MASURAO GIGA」としたのは、
今回の展示を見ていただき、男性モチーフの絵に対して、
イメージが少しでも変わったり、新しい気付きになれるように、という意図があります。

アーティスト6人が描いた男性の絵を、ジェンダーやLGBTQ+における差別も偏見もなく、
純粋に楽しんでいただけたらと思います。

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〔WEB-site〕
https://www.tumblr.com/blog/masuraogiga


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〔プロモーショナルパートナー〕

RainbowEvents
https://www.facebook.com/RbwEvents
〔X〕 @rbwevents
〔Instagram〕 @rbwevents

Date
  • 2024/08/30-09/11

Location
  • スペースM、S、E、O

Creator
  • TORAJIRO

  • NARUSE Nonnow / 成瀬 ノンノウ

  • shinji horimura

  • KAMEI Toru / 亀井 徹

  • ROKUHARA Ryu / 六原 龍

  • SIN5

TORAJIRO

〔プロフィール〕
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。
大学時代から男性や、男性の日常を題材にした絵の制作を開始。
卒業後、ニューヨークへ留学。
留学後、日本でグラフィックデザイナーとして働く傍ら、デジタルでの制作も開始し、
デジタル作品をまとめたZINEをイベント等で販売。現在は油彩とアクリルで制作。

〔STATEMENT〕
セクシャルマイノリティによる、子供の時から感じている孤独感や不安をテーマに憂いある男性像を描きます。
自分の本当の気持ちを隠して偽って生きていくことの辛さ。自分に正直になることの怖さ。
それは社会に出て働き始めても続きます。
体を鍛えて大きく強く見せることが出来ても、あふれ出る心のうちにある繊細な気持ちは隠せません。
決して笑顔ではない彼らの表情がいろいろなことを物語っています。
私の絵に動物がたくさん出てくるのは、動物は分け隔てなく私たちのそばに寄り添ってくれるからです。彼らはつかの間の癒しを与えてくれます。
また、現在は社会問題を背景に怒りや悲しみ、動物たちとの共生を絵を通して伝えます。

〔グループ展〕
2021 「MALE ART 2021 男のフェチズム展」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「MALE ART 2022 男のフェチズム展2」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「NUDE礼賛!ーおとこのからだ」(Dub Gallery Akihabara / 東京)
2023 「Art Fair Beppu 2023」(アートフェア / 別府)


〔個展〕
2021 「One Of Those Days」(インストールの途中だビル401号室 / 東京)
2023 「Don't Knock it 'tiil you've tried it」(EAGLE TOKYO BLUE / 個展)
2023 「UNDER THE BLUE SKY」(新宿眼科画廊 / 個展)


〔その他〕
2023 LOEWEがTRP2023に協賛
アートワークとして「"日常"という名の箱舟」(2022年制作 / 新宿眼科画廊にて同年7月に展示)が採用され、渋谷パルコ1階壁面アートウォールにて展示(2023年4月22日~5月28日)

〔WEB-site〕
https://torajiro.myportfolio.com

〔X(Twitter)〕
@torajiro_art

〔Instagram〕
@torajiroart

〔Linktree〕
https://linktr.ee/torajiro

NARUSE Nonnow / 成瀬 ノンノウ

〔プロフィール〕
腐女子の現代美術家
IT系企業で働きながら制作をおこなう。
近年は日本画材などを使用し、男性を描いた平面作品を制作。
関東中心に発表している。

〔STATEMENT〕
私は男性の絵を描く女性である。
平等で自由であるべき美術界にも“見る男性、見られる女性”という社会通念がそのまま反映されている。
日本において例を一つあげるならば、女性が男性を描く事例が少ないという事実。
あなたは容易にその背景について想像できるはずである。
しかし、その流れは変化しつつある。
私は変化の狭間に居る人間として、男性の絵を描き、思考している。


〔展示〕
2019 アートフェア (UNKNOWN ASIA Art Exchange / 大阪)
2018 個展「成瀬ノンノウ個展」(gallery UG / 東京)
2017 個展「美生物」(gallery UG / 東京)
2017 グループ展 先従隗始(gallery UG / 東京)
2017 アートフェア Expo Malaysia Plus(Malaysia)
2016 グループ展 Haert of japan- マリーナベイサンズ(Singapore)
2016 アートフェア Art Expo Malaysia Plus(Malaysia)
2016 個展「美生物」(gallery UG / 東京)
2016 グループ展「神宮前二丁目猥談」(ペーターズギャラリー / 東京)
2016 グループ展「The EMA Show」(America)

〔賞歴〕
ペーターズギャラリーコンペ2011 鈴木成一賞次点
HB GALLERY FILE COMPETITION 2014 1次審査通過
AOMORI PRINT トリエンナーレ2014 1次審査通過

〔X(Twitter)〕
@narusenonnow

〔Instagram〕
@narusenonnow

〔WEB-site〕
https://narusenonnow.tumblr.com/

shinji horimura

〔プロフィール〕
大阪外国語大学外国語学部スワヒリ語学科
Fashion Institute Of Technology ディスプレイ学科

大阪市出身、男性人物画のアーティスト。
日本が大嫌いで25歳の時に単身ニューヨークへ。
ディスプレイデザイナーとして働きながら独学でアートを始める。
元々東南アジアや中南米、アフリカなどのエスニック文化が大好きで、それらに強く影響されたカラフルな絵を描いていたが、11年間の海外暮らしを終えて帰国すると、他の国とは全く違う不思議で独特な「エスニックな日本」の虜に。 同時に慣れ親しんだ画用紙と油性色鉛筆を捨てて、和紙と墨、水干(すいひ)絵具などの日本画材に変える。
祭りや神事に全身全霊で取り組む無骨な漢たちを、木版画やステンシル、コラージュを組み合わせた独特のスタイルで表現している。

〔STATEMENT〕
アイデアのネタとして軽い気持ちで始めた和太鼓にハマってしまい、ここ5年ほど肝心のアート以上に情熱を注いできました。
全身筋肉痛で手はマメだらけになりながらもシンプルな打楽器の虜になってしまう理由は、火事場のクソ力のような言葉で表現できないパワーがどこからか湧いてきて、生きていることを強烈に実感するからです。
まさにこの「生きる力」が製作において最も大切にしているテーマであり、時に荒々しく時に情熱的な無尽蔵のエネルギーが、僕たちにも備わっていることを表現したいのです。
人は何かに本気で取り組み全身全霊を捧げた時に、本来持っている秘めた力を発揮するのかも知れません。それは、今この瞬間を思いっきり生きているという実感と共に生命力が爆上げされるからではないかと考えてます。


〔個展〕
2020 「エスニックジャパン」(ギャラリー1616)
2021 「エスニックジャパンvol.2」(ギャラリー1616 / 大阪)
2023 「エスニックジャパンvol.3」(ギャラリー1616 / 大阪)

〔グループ展〕
2018 「The Male Figure 8」(クンストベハンドブルグ / ドイツ)
2020 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2021 「MALE ART 2021 男のフェチズム展」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2022 「MALE ART 2022 男のフェチズム展2」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「クリエイティブ表現の現在」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)
2024 「創造のイノベーション」(レクトヴァーソギャラリー / 東京)

〔WEB-site〕
https://www.truepath33.com

〔Instagram〕
@33truepath

KAMEI Toru / 亀井 徹

〔プロフィール〕
1976年生まれ
東京都出身
日本大学芸術学部美術学科絵画専攻卒


〔STATEMENT〕
これからもマイペースで描いてゆくと思います。


〔Instagram〕
@toru_kamei_painter

 

ROKUHARA Ryu / 六原 龍

〔プロフィール〕
東京藝術大学美術学部絵画科卒
現在無所属

大学卒業後定期的に作品を発表していたが後に行き詰まり制作は10年以上滞る。悶々とした日々を送っていたが、遊びで始めた男性ヌードのクロッキーがきっかけとなり再び筆をとるようになる。紆余曲折あったが歳を重ね結局は描いていて楽しいモチーフ(自然とのめり込めるもの)という一番当たり前のことに気付かされる。後に男性ヌードを題材とした制作に取り組むようになり雅号にて2023年に作品を発表。現在に至る。

〔STATEMENT〕
語弊があるかもしれませんがイラストや二丁目界隈での男性ヌードは以前からありましたが、美大や公募団体といった美術業界で男性ヌードを描いている作家はほとんど見あたりません。そういった環境にあったためか、男性ヌード=セクシャリティ、にも繋がるモチーフを敬遠していたのだと思います。また描いても需要が無いと思えたのも理由の一つです。
ただ今はそれらがモチベーションとなっておりやり甲斐を感じています。『ヌード=女性』ではなく、男性のヌードも女性と同様に美しく面白いものであるということがご覧いただいた方に感じていただけたら嬉しいです。

〔個展〕
2022 ぎゃらりぃ朋
2023 ぎゃらりぃ朋
2025 ぎゃらりぃ朋(予定)

〔グループ展〕
2023 「第6回美男画展」(ぎゃらりぃ朋 / 銀座)
2024 「第7回美男画展」(ぎゃらりぃ朋 / 銀座)

〔X(Twitter)〕
@ryu_rokuhara

〔Instagram〕
@ryu_rokuhara

SIN5

〔プロフィール〕
セツ・モードセミナー
花、静物、風景などをモチーフにした
タブローを制作。
カフェやレストランを中心に展開。
その傍ら、セクシャルな男性画を描き
バー、クラブなどに提供。
またコミカルなゲイイラストもSNSで発信。


〔STATEMENT〕
固く緊まった剥き出しの肉体、
張り詰めた皮膚の下の弾力のある筋肉。
労働者、戦う男。
絵の具をしぼり、
勢いのまま筆を走らせる。
描いて、消して、
削って、塗り潰し、引っ掻いて、 
更に描いて
だんだんと歪みながら
暴力的で神経質な痕跡を残して
不安定に着地する。


〔個展〕
2020 gallery yoyo
2020 changing moods
2021 changing moods
2021 gallery yoyo
2022 changing moods
2022 bar poplar
2023 bar poplar


〔Instagram〕
@shingoyagui

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