〔プロフィール〕
1978 岡山生まれ
多摩美術大学美術学部芸術学科映像コース中退
美學校岡山校銀塩写真コース修了
美學校岡山校講師
〔展示〕
2019「K I」(Equivalent / 高知)
2020「OVER RAP AREA」i 美學校岡山校修了作品展(maimai / 岡山)
2021「一人姉妹」(Equivalent/ 高知)
2023「たまたま」(アートスポットシャトー2F / 東京)
2024「影の息」(Studio / 岡山)
〔その他〕
藤本哲明詩集「ディオニソスの居場所」表紙撮影
〔影の分際〕
2025年2月14日(金)~19日(水)
12:00~20:00(水曜日~17:00) ※木曜日休廊
「影の分際」
河口梨奈、藤本哲明、村津蘭
入場無料
スペースO
〔概要〕
この展示は、写真家の河口梨奈、詩人の藤本哲明、文化人類学・映
表現媒体も志向もバラバラな三人が、いかにして一つの展示を作り
二〇二四年三月、Zoomの画面を介して、ベナンにいる村津の記
「少し不穏な感じ、歩く道は手前が暗く、空に抜けているけど、抜
二〇二四年五月、河口による明石での撮影。藤本、村津は多少手伝
二〇二四年五月、藤本がこの時の会話と写真をもとにして、新たな
(どうしたって手前が暗い、そういった類の写真ばかり手元に大切
だから、出発しよう、
というのも僕ら、出発してよい、であるから!
何度も会い、手を動かし、書き、語る。こうしたことを繰り返しな
「ベナンで話されるフォン語では、影と霊という言葉は同じなんだ
と村津が言う。岡山の郊外の河原で、河口が撮影するのを、またぼ
都市化で街に光が溢れ、影が追いやられていったのなんて、ずっと
いつの間に、影のない光がこんなに氾濫したのだろうか。
わたしたちはまるで騙されたような気持ちで、追いやられた影に目
〔ギャラリートーク)
14日(金)17時30分〈ゲスト〉キタムラアラタ(演出家・パフォーマンスアーティスト)
15日(土)17時30分〈ゲスト〉菊井崇史(詩人)
16日(日)14時00分〈ゲスト〉松井至(映像作家)
18日(火)17時30分〈ゲスト〉西村知巳(アーティスト)
●ゲストプロフィール
〈キタムラアラタ〉
1971年生まれ。演出家、パフォーマンスア
〈菊井崇史〉
1983年、大阪生まれ。2012年、詩集『遙かな
〈松井至〉
1984年生まれ。人と世界と映像の関係を模索している。202
〈西村知巳〉
1978年山口県生まれ。写真に文章を付ける作風で
●主催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ